Labstep
クラウド型電子実験ノート(ELN)

Labstepはオックスフォード大学にて研究者が研究者のために開発した電子実験ノートです。実験データの記録や実験フローの作成だけでなく、試薬サンプルの管理、機器連携、実験データの分析・追跡など研究活動の全てをサポートします。研究開発における業務の品質や効率、実験データの品質や検索性を高め、研究者同士のコラボレーションをサポートすることで、ラボ全体のDX化を強力に推進します。
目次
Labstepについて
Labstepの特徴
- モダンで直感的なユーザーインターフェースで、誰でもすぐに利用開始
- 高いカスタマイズ性で、幅広い研究分野に柔軟に対応
- 多様な実験データ(化学構造式や反応式、遺伝子配列情報、MS Office文書、PDF、画像、動画)を記録
- 試薬から細胞、プラスミド、菌株など様々な試験サンプルの記録
- 監査証跡機能により、「いつ、誰が、何を、どのように実験したのか」を記録、データ改ざんを防止
- いつどこでも利用可能、利用デバイス(PC、タブレット、スマホ)も自由
- ISO27001認定、GMP、GLP、FDA21 CFR Part 11準拠をサポート
- Jupyter Notebooksによるデータ分析と自動化
- 短期間で導入が可能
Experiments -実験ノート-
高い自由度と使いやすさで確実な実験記録
LabstepのExperiments(実験ノート機能)は、自由なフォーマットで様々な実験データの記録が可能です。テキストだけでなく、化学構造式や反応式、MS Office文書、PDF、画像、動画の保存、およびGoogle DriveやOne Drive、Dropbox、Boxなどのクラウドストレージプロバイダとの連携が可能です。また、使用したサンプルの情報はInventory(在庫管理機能)と連携され、自動的な試薬管理も可能です。
編集履歴の記録と電子署名システムにより、データの改ざんを防止
実行されたアクションの詳細をタイムスタンプとともに記録します。
また、Labstepの電子署名システムはFDA CFR Part11準拠をサポートし(詳細はこちら )、署名者のタイムスタンプを提供します。
実験計画とスケジュールの確認
管理者によりExperiments内で誰が何をするのかを割り当てることができ、さらにタイムラインビューによる実験計画とスケジュール、作業者と作業完了の管理が可能です。
Protocol – 実験手順・フロー –
標準作業手順書(Standard Operating Procedures:SOP)と近しく、ミスを未然に防ぐガイド付きの実験フローです。実験の一貫性を向上させ、再現性の確保をサポートします。スマホやタブレットにてProtocolを操作し、実験台での作業やデータ記録が可能です。
Inventory- 試薬サンプル管理 –
すべての試薬サンプルをバッチまたはLotレベルで管理します。Labstep内で発行されるQRコードを読み取ることで、使用する試薬サンプルを迅速に記録することができます。また、試薬サンプルの親子関係も明らかにし、使用された実験も追跡することができます。
Instruments & Devices – 実験機器管理・連携 –
Labstepに研究室のすべての機器やデバイスを登録することで、使用記録やスケジューリングができます。収集されたデータ概要の確認も可能です。また、登録時に様々な情報を追加することができ、製造元やモデル、シリアル番号などのメタデータに加えて、メンテナンス期限やマニュアルなどの情報も加えることができます。
Security – 知的財産の保護 –
電子実験ノートにおいて、ユーザーのあらゆるデータセキュリティは最重要事項です。Labstepはグローバルなセキュリティ基準を念頭に構築されており、セキュリティポリシーの完全な透明性を確保しています。詳細はこちら をご確認ください。
Labstepは、徹底した監査証跡、電子署名、電子記録サポートを通じて、FDA 21 CFR Part 11の規制コンプライアンスを厳格に遵守しています(詳細はこちら )。また、セキュリティ対策は、 FIPS 200およびISO 27001に準拠しています。
また、LabstepはGood Laboratory Practice(GLP)ガイドラインおよびGood Manufacturing Guidelines(GMP)ガイドラインへの準拠もサポートします。(GLPについてはこちら 、GMPについてはこちら )
稼働環境・システム要件
こちら をご確認ください。
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