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COLUMN コラム

2022.11.15

ライフサイエンスニュースレター vol.4

インフォコムではライフサイエンス関連の注目論文をメールにてお届けしております。本コラムでは過去に配信したニュースレターを掲載いたします。最新版のメール配信をご希望される方はお問い合わせフォームからご用命ください。

 

非アルコール性脂肪肝が関与する肝細胞癌の血清リピドーム変化とその診断可能性

Title
The altered serum lipidome and its diagnostic potential for Non-Alcoholic Fatty Liver (NAFL)-associated hepatocellular carcinoma

本研究は、包括的な血清メタボロミクス研究から非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)および肝細胞癌(HCC)の早期発見のための非侵襲的バイオマーカーを開発し検証することを目的としています。
NAFLD-HCC患者と他のグループとの代謝プロファイルの違いを調べるために共変量補正(年齢、性別、BMI)後の判別分析(OPLS-DA)実施し、2グループ間で大きな違いを見出しました。

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HPLCおよびTLCを用いたフィンガープリント法によるハーブエキスの特性評価と同定、およびラトビア原産の薬用植物の識別の可能性

Title
The Potential Use of Herbal Fingerprints by Means of HPLC and TLC for Characterization and Identification of Herbal Extracts and the Distinction of Latvian Native Medicinal Plants

分類学的・進化的に異なる4種類の薬用植物を識別するために開発された高速液体クロマトグラフィー(HPLC)および薄層クロマトグラフィー(TLC)を用いたクロマトグラフィーフィンガープリント法を報告しています。
主成分分析(PCA)、階層型クラスター分析(HCA)、回帰モデル(OPLS)を用いフィンガープリント法をに改善することで薬用植物の同定やラトビア原産の薬用植物の識別に大きな可能性を示唆しています。

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全血液中の定量的免疫関連遺伝子発現に基づくCOVID-19患者の層別解析

Title
Stratification of COVID-19 patients based on quantitative immune-related gene expression in whole blood

本研究では軽症から重症までのCOVID-19感染者から、症状発現から約1週間後に得られた全血液サンプルから免疫関連遺伝子143個の標的発現解析しました。
OPLS-DAを用いてCOVID-19患者の臨床的によく定義されたサブグループ(mild:n = 7、 moderate/severe:n = 10、critical:n = 12)と健常対照者(healthy control:n=13)と比較した結果、重症患者の転写プロファイルは、健常者と大きく異なることが明らかになりました。

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3論文で用いられているPCA/PLS/OPLS/OPLS-DA/HCAは全てSIMCAで解析可能です。

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